仕事中以外は四六時中、音楽を聞いている私にとって、流れる曲、流れる曲、全てが最高だった。中盤部からはストーリーに集中しがちだけど、ささやかな繋ぎの音楽にさえ、こだわりを感じる。何というかリズムに乗って腰振って踊りたくなるよ（笑）冒頭部のカーチェイスは特に大好きで、そこだけ擦れるくらい見まくった。カッコいいの一言！
ベイビーにとってもそうだけど、私にとっても音楽は既に生活の一部となっている。「仕事中以外」って初めに書いたけど、仕事中だってずっと頭の中で流しているもんね。嬉しい時も悲しい時も、どんな気分にも合う音楽って必ずあって、それを知っているだけで人生が鮮やかに輝き彩られる。それをまさに体現し活用していて、監督の音楽に対する熱量を感じられた。
ミュージカル映画以外で、こんなにも音楽がフィーチャーされた映画って他にある？ 音楽好きには堪らない映画だ。
