拗らせるシムラ

バービーの拗らせるシムラのレビュー・感想・評価

バービー(2023年製作の映画)
5.0
待ちに待ったバービー観てきたわ
ホントはね公開初日に観にいきたかったけど、
友達と観に行く約束してたし、面白くなくって2回見るのヤダなぁとか思って今日までおあずけ
、、最近さネタバレ踏みたくなくても、
ChromeもTwitter(X)もタイトルで題名で、つまらないとか、駄作とか、いっぱい表示してくるから、悲しいわ。

まずはじめに、マーゴ、感謝。
これでいいのよ。
バービーをバービーでいただく、バービーをバービーたらしめる、納得のいくバービーです。
絶妙な肉感にセクシーな小麦色、均衡が整ってるお目めに、左右対称のスマイル、全てが完璧。
彼女以外にキャスティングは不可能だろって思わせてくれる説得力しかない生映画でした。

バービーが可愛いってだけでこの映画の価値が爆上がりしてる。
最近のね、パリコレ系と、ポリコレ系入れなきゃで肩身狭いんだよわかってくれよ愚痴系、を料理した映画で、
私はね、かなり美味しかったから、
この賛否両論分かれるであろう作品のターゲットとは違うんだろうなってみてた笑

この作品のテーマって、
女性と男性、とバービー(人形)と、まぁ蔑ろにされるケン(オマケ)とってあって、
そこの当事者、の場合、曖昧な表現で納得できない様になってる、女性と男性をバービーから見た様な過剰なディスり合いで、そういうものだからしょうがないよね、ですませてるんだけど、
みんなバービーの視点にはなれないからモヤるのよね、、
最近のLGBTQ云々とか別にして、コメンテーターとかの客観的な立ち位置にしてみるとわかりやすいかも、
自分は、どっちも当てはまらないものだから、結果的にバービーの目線だったんだけど、
結構、お互い酷い事言ってる、女は男の事馬鹿にし過ぎだし、男は自分大好きでアホだし、
まじでうがった象徴、
けど、女性も、男性も、バービーも、ケンも、みんな共通なのは、社会と言うハコに入れられて、その箱から出ないで生きてるってこと、
そこのぐちゃぐちゃに、とっても古臭い手法、ファンタジー、で箱から出てしまおうという、難しいけど、結構簡単なお話、だってバービーだもんね。

けど、ワタクシも、
外見や、世界のキラキラ観とか、見えるとこばかりで判断するとことか単純なとこ、男性的なのかも、
作品のテーマや、演技力とか、大切にしている、女性のために!!ってとこが好き、なとこは女性的なのかも、
面白いな。

古臭さのある世界観に、インシンクとか、MTVとか、って2000年代?この頃の世界観が大好きで、最近の映画に求めるものが、この頃の古臭さな感じが、もうね、、
歳とったなぁ自分ってなってしまう、、
あの頃はとか言ってしまうのか、、

シムリウですわね、ライアン見たいのに、ずっとシムリウが気になってしまう。
あのドヤ顔がいいのよね。
シャンチーでは割と控えめで、オーク姐に持ってかれてるから、今回のケン、見どころ満載だったわ。マジで渥美清様。寅さんよぎりまくり。

女ばかりの職場で働いてると、ケン(ゴズリング)の気持ちが痛い程わかる。
まぁ、男性的な思想に走りたくはならないが、
女性のオマケ、
アメリカ・フェレーラ・アグリーベティーが言ってたことは、逆もまたしかり、立場が違えば誰しも思っている、女性だからは関係ないや。

色んな人種や性別がいて、それをみんなバービー、ケン、にしたのすっごい良かった!!
みんななりたいバービーになれるって素敵なことよね!!
普通のバービー賛成派です。
ゲームとかのキャラメイクに3時間かける人間なので、普通、ベーシック、プレーン上等!!!
自分だけのバービー、作ってやるぜ!!
多分、マーゴより可愛いオリジナルバービーができる自信あるわ!!

まぁそれましたが、
ラストのメッセージに、びっくりしまくり!!
自分は、友達と、え!?妊娠エンド!!
ってなっていたのですが、考察読んで、、
産婦人科のメッセージを、知識がないから読み違えてしまって、二重に驚愕してる、

これぞ、これぞ、
まず、そう、はじめに女の子の為の映画、
そして、男子諸君、ケンのみんなも知っておく様にと、ちゃんと教訓になる、
ハッピーで、メッセージ性の高い、バービーの映画なのだね!!

大好きよマーゴットロビーバービー
拗らせるシムラ

拗らせるシムラ