辛く、重い作品でした!
現代アートの作家として成功したスーザンの元に別れた元夫から小説が送られてきます。
そしてその小説内の話しと
20年前のスーザンとエドワードの
出来事が描かれてます。
ノクターナルアニマルズは
スーザンの事であったり
小説内に登場する人物でもあります。
恐怖と嫌味満載で
とてもずっしりと重く苦しいのですが
ラストの余韻が素晴らしかったです。
そして劇中に写し出される
現代アートはきっとどれも高価なものでしょう!
ダミアン・ハーストは分かりましたよー。
それと服で所属が分かるようになってて
面白い。
スーザンのお母さんはバリバリ共和党支持のブルジョア的な典型的なスタイルでしたね!
盛ってるヘアスタイル、パールのネックレス、シャネルスーツなど。
どんなに嫌っていても娘は母親のような生き方になるってこれまたズサっときました。
母親がエドワードとの結婚を
経済的な理由と
“繊細だから”と言ってました。
繊細なのは美術作品もまた同じです。
あと、女性のヒップがとても脳裏に焼き付きました。
そして美しい。
クレジットで流れるハイブランドの名前の数々がさすがトム・フォードだな!
なんて思いました。