このレビューはネタバレを含みます
序盤の展覧会から度肝ぬかれた。あの人たちのスパンコールリップ好き。
復讐劇なんだろうけど、「小説の中で元妻を酷い目に遭わせました。ざまあみろ一生苦しみやがれ!」って感じの安いやつじゃなくて、作者自身も苦しみながら、消えてしまいたいほどの自己嫌悪を伴いつつって感じのだった。
復讐はしたいんだろうけど、一時は愛した女だし、そんな人を呪詛する躊躇いとかがごちゃ混ぜになって、元妻を子に電話するほど不安にさせ、会いたくなるほど浮かれさせ、最後は上げて落とすっていう感情の過程に繋がってる。
何言ってんだ私は。日本語おかしいぞ。
あと好きな点を述べると、アーロン・テイラー・ジョンソンのボブヘアとか、銃を手にした後のジェイク・ギレンホールの色気とか、アミハマのまつ毛とか。