まち

オーマイゴッド 〜神への訴状〜のまちのレビュー・感想・評価

4.0
twitterで知り4月いっぱいまでと聞いて急いで鑑賞
pk好きは好きだということで期待して拝見しました。

無心論者経営者vsビジネス宗教家(保険会社)、助っ人は神。というとんでも映画ですが、神を信仰することと宗教にすがることの違いをうまく描いてくれていると感じました。
インド映画(例えばきっと、うまくいく)ではしばしば宗教にすがる描写が見られますし、インドと宗教がとても密接に繋がっていることはインドに詳しくないながらもイメージできていたので。

前半ももちろん面白かったですが、
後半は何度でも観たいと思ってしまうような怒涛の展開が待っていて後半あっという間でした。
自分を神というクリシュナ。
不思議な存在でしたが言葉によってカーンジーから答えを導き出した法廷シーンには感動してしましたし、あの終わりかたなら奇跡、起こしちゃっても良いと思えました。

カーンジーの宗教にすがることを否定し人の中に神を見出せ、という話がとても好きです。そしてクリシュナの別れかたも…寂しかったけれど、神はいつも近くにいるので…
カーンジーの考え方、宗教への疑問、クリシュナの別れかたまで最後までブレずにやりたい事を貫いてくれました。
宗教という答えの着地点が難しい議題をきちんと着地させて気持ちよく観られた良作。これが4月いっぱいで観られなくなるの残念です。なぜ
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