おたしん

ハッピーエンドの選び方のおたしんのレビュー・感想・評価

ハッピーエンドの選び方(2014年製作の映画)
3.1
出来ることなら自分の最期はハッピーエンドがいいな。
確かに選べたら幸せかも。

尊厳死ってほんとに難しくて答えは出ないような気もするんだけど本人の意思と周りの気持ちは乖離するよね。
見てる側からすると苦しんでるのが可哀想だし楽にしてあげたいって思うから本人の意思を尊重してもいいんじゃないかって考えちゃう。
でも多分その人が身内だったりするとそんな簡単に決められないんだろうな。

ヨヘスケルも最初は躊躇っていたものの渋々助けるという意味合いで装置を渡してきた。
でも自分の愛する妻となると…ね。
悲しいし切ないんだけど本人にとってはハッピーエンドなんでしょうか。
そんなことを考えさせられるラストでした。

重いテーマだったりストーリーもそうなんだけどイスラエルで本作が作られていることに少し驚き。
勝手に治安悪いとか宗教強いイメージがあったからセクシャルマイノリティとかほっこりジワるような内容が含まれてて何だか嬉しい。
全裸パーティー見つかったのは笑った!
あとブレーカー落ちるくだり笑っていいのか分かんないけど笑いました。
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