かず

ボブという名の猫 幸せのハイタッチのかずのレビュー・感想・評価

4.1
レビュー50本目(評価のみ含め)

公開は終了してますので、参考に。

猫好きにはたまらない作品。
肩に乗る姿、ギターに乗る姿、ハイタッチをする姿。
全てが何とも愛くるしい。

自分も猫飼ってるけど、気まぐれなのでなかなか甘えてくる事は少なく、なんだか羨ましくなった。

”誰にでもセカンドチャンスは訪れる。
でもそれを逃してしまう人が多い”

薬物依存となり、ホームレスとなったジェームズが薬物治療を受けながら猫とともに更生していく物語。
偶然訪れたボブのおかげで、収入も増えいい生活を過ごせるようになっていく。

可愛らしい猫のシーンとは対照的に、ゴミ箱を漁って食べ物を探したり、除け者にされたり、友人を薬物中毒で失ったり、薬を断とうとして、苦しもがくシーン。
どれも強く印象に残る。

最後の展開、心が温かくなりました。

日本はこんな簡単に薬物が手に入りはしないけれど、誤った選択1つで人生が変わってしまう。
何気ない毎日が幸せ。改めて実感します

ボブが本物のボブということにとても驚きました!

単に猫可愛い。だけで終わらない良い作品です。
実話だからこそ、心に響くものがある。
かず

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