このレビューはネタバレを含みます
~権力を持つ人間の資質~
楽しかった!
2作目は、参勤交代の続きながら信祝との対決が中心となっています。
お笑いあり、殺陣のシーンも見ごたえがあり、キャラもそれぞれ楽しいし、1作目より厚みがありました。
最も印象に残ったのは、佐々木蔵之介扮する内藤藩主の人柄です。
あんなに「首捕るぞ~」と叫んでたのに、最後信祝に湯長谷潘への移住を提案したのには驚いた❗(つか、あんたそこにくるまで何人、人斬ったのよ⁉️っていうツッコミは置いといて)
ここまで寛容な人がいるかなぁ~しかし考えれば、いつもお腹から大きな声出してはっきりとものを言い、裏表なく、常に自分より他人を大切にし……こんな人にこそ、為政者になってほしいです✨
夢物語かもしれないけど、やっぱりそう思います。
このおおらかな内藤藩主の人柄が、作品全体をカバーしていて、結果とても優しい気持ちになれました。