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ヨイショ!君と走る日のBaadのレビュー・感想・評価

ヨイショ!君と走る日(2015年製作の映画)
3.8
シンガーソングライターで若手映画俳優のアーユシュマン・クラナが主演。普段の器用な才能と笑顔を封印して、1990年代に小さなカセットテープ屋を営む普通の青年を演じます。

家族のために見合いでしぶしぶ教員志望のインテリ女性と結婚しますが、彼女が太っているのが気に入らず、すれ違いだらけの結婚生活。

普通のヒンドゥー教徒の青年団に入っているような小さな商店主の生活と90年代のコテコテのインドの映画音楽の取り合わせ。当時人気のあった歌手、アヌー・マリックも出演します。

ここまで普通の庶民の生活を覗き見れる感じのインド映画って珍しいんじゃないかと思います。

前半、家族のゴタゴタが延々と細やかに描写され続けますが、最後には明るい結末が用意されていて、楽しい映画でした。

(インド版、普通の結婚物語 2016/1/28記)
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