メキシコとアメリカの砂漠の国境、
不法入国を試みるモイセスと15人の移民たち。
砂漠版「ドント・ブリーズ」て(笑)
モイセス演じるはガエル・ガルシア・ベルナル。
冒頭だけで、彼が優しい父親で、
正義感があって、思いやりのある人間だとわかる。
突然の銃声にビクッ!!
うわ、何者なんだ!?
凄腕のスナイパー!!
ここからが逃げる、逃げる、逃げる…
追いかける、追いかける、追いかける…
もー息つく暇もないっ
執拗に追いかけてきて、
なんか「激突!」の不気味さを感じた。
でも、どーしても主役のガエルにだけ詰めが甘いような…(笑)
延々、鬼ごっこを見せられるだけなので、
88分なのに、後半は正直だれる。
最後の方はコントみたいでなんだかなー
トランプ政権によって、メキシコとの国境に壁が作られようとしている今、
トランプを支持するような排外主義者によって、
実際にこんなことが起こりうるかもしれないという、
緊迫した現状が衝撃的で、とても恐ろしかった。