とし

特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTERのとしのレビュー・感想・評価

4.0
スーパー戦隊シリーズ、その第28作目である『特捜戦隊デカレンジャー』の、10年後を描いたVシネマ作品です。

あれから10年が過ぎた今…かつてデカレンジャーだった面々は、各自新しい生活をおくっていた。今、皆の心はバラバラだ。そのきっかけとなったのは、彼らのボス…ドギー・クルーガーが悪事に手を染め、一般人を殺害した事件である。皆、ドギーを信じたかったが…監視カメラに収められた映像に、その一部始終が残されていたのだ。現在、ドギーは逃走中に受けた傷が元で、意識不明となって病院で眠り続けている…。そんなある日、 その犯行を見ていたと証言する少女が現れる。宇宙検察庁に着くまで、絶対に何も話さないと言う少女を護送する任に就くデカレンジャーの面々。果たして、ドギーは無実なのか?皆の心は、再び一つになれるのだろうか?

…といった内容です。キャストは10年前と皆同じ!燃えますねぇ!しかし…スワン役の石野真子、全然当時と変わらねぇな(笑)!

冒頭でささきいさおが声を演じる宇宙人(エンディングで歌っていた、あの宇宙人だ)が出たり、お約束のウメコの入浴シーンやセンのシンキングポーズがあったりと、かつてのファンなら納得出来る内容だと思います〜。

セン役の伊藤陽佑や、ドギーの声を担当する稲田徹も企画の段階でプロットを提出する入れ込みよう。皆、本当にこの作品が好きなんですよね。その気持ちがこちらに伝わってきます!

新たなデカレッド役として、仮面ライダー響鬼で明日夢を演じていた栩原楽人が出演。大きく立派になっちゃって…最初、気付かなかったですよ!アサムという役名は、お茶縛りだからアッサム茶葉から取ったと思われますが、明日夢とも掛けてるんでしょうねぇ。

しかし、ジャスミン…その能力あるなら最初から使えば、少女を宇宙検察庁まで瞬間で届けて終わり…で、誰も苦労しなかったんじゃ…。まぁ、速攻で話が終わっちゃいますけど(笑)。
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