とし

新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-Xのとしのレビュー・感想・評価

3.0
テレビで76話放送されたアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」。私は全て観ました。今作はその劇場版です。テレビシリーズの、その後の話ですねー。

速杉ハヤト達の活躍によってキトラルザスとの戦いが終わり、地球に平和が戻ってきた。だが、彼らの知らぬところで宇宙から新たな敵…ヴァルハランが迫っていた。家族旅行を楽しんでいたハヤト達だったが、地球の危機を知りシンカリオンで再び出撃する。しかし、戦いは敗北に終わり、共に出撃した父・ホクトは行方不明に。救出されたハヤトと同時期に保護された身元不明の少年の正体が、何故か子供の姿となった父だと気付いたハヤトは、ホクトと共にヴァルハランに立ち向かう…という内容です。

エヴァンゲリオンやゴジラ、北斗の拳、北の国から、君の名は…と、様々なコラボやパロディが満載。メインターゲットである子供達じゃ、何やってるかさっぱり分からないだろうから…保護者の親御さん向けのネタなんでしょうなぁ。ちょっと多過ぎてひくレベルです。一方、お子様達は今迄に無かったオーバークロス(ロボ同士の合体の事です)が胸熱な展開でしょうねー。

…と。そこまでは、良かったと思います。しかし、ストーリーはもう少し何とかならなかったものか。時間跳躍物としての宿命と言いますか…話が無茶苦茶分かりにくい。何でそんな展開になったのか、悩む箇所がアチコチにあり…そっちで頭がパニックです。観終わっても理解出来ないだけじゃなく、放置された謎もかなりあり(例えば、最初に洞窟で発見されたのは何故?とか)。全くもってスッキリしませーん!
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