日本酒の魅力に取りつかれたのが、外人つまりアメリカ人とイギリス人というのが面白い。
片や日本酒伝道師となり弟子がアメリカで日本酒を醸造し、片や蔵人となり杜氏にまで上り詰めた。さらに、「南部美人」の、英語が好きで海外にも売り込んでいる社長。酒造りもする。
グローバルに見ても、日本酒が面白く美味しいということだ。
特に、杜氏となったイギリス人が語る、日本酒の魅力にはいちいち頷いてしまう。
最初に蔵人として勤めていた蔵の社長いわく「彼ほど大和魂を持った男は見たことがない」と。
出自は関係ない。情熱だということを教えてくれる。
日本酒が飲みたくなるのはあたりまえだが、つい微笑んでしまうドキュメンタリーだった。