好きな映画。
SFだと判り難い設定が多いもの。
だがこの映画は、話も演出も「判り難さ」がない。
●あらすじ
妊娠が、遺伝子操作で行われるのが当たり前の、たぶん少し未来の話。自然に産まれた人は劣等とみなされ、いい仕事に就けない。そんな中、自然妊娠の主人公が宇宙飛行士を目指す。
努力しないのに、上級の暮らしをする人がいる。どんなに努力しても、上級の暮らしと縁がない人がいる。多くは後者で、私も後者で、だから感情移入して観た。
SFサスペンスの傑作映画だと思う。
TV放送で観た後、DVDを買った。でも一度も観ていない。だが、いつか観るだろう。厳しい現実と思うか、希望を見出すか、その時の状況によって変わる気がする。
●余談（2020年3月26日）
あらすじで、出産を「妊娠」に訂正した。
