独立諜報機関"キングスマン"の活躍を描くシリーズ第2弾
前作以上に荒唐無稽でぶっ飛んでいますが、エンターテイメントとして申し分ない痛快スパイアクション。
前作鑑賞必須。
うろ覚えの方ももう一度見といた方が良いかも。
外連味溢れるカメラワークとアクション、そこでかかる音楽、全てが最高!
銃弾、ミサイル、グレネード、ナイフが飛び交うこれほどの乱戦の中で、誰が何をしているかちゃんと混乱せずに理解できるというのが単純に凄すぎる。
ラストバトルのスローモーションの入れ方も絶妙で息つく暇がないくらい見入ってしまった。
CMの通り、秒でアガル事間違いなしの冒頭のカーチェイスシークエンスからハイテンションになる事必至。
前作同様笑っていいのか一瞬躊躇するブラックコメディも健在。
不謹慎な笑い要素が多分に含まれており、楽しかったです。
心震えるシーンも多い。
エグジーとハリーのエピソード。
"カントリーロード"のシーンは涙が止まらない。
麻薬カルテル"ゴールデンサークル"の悪役ジュリアン・ムーアも素晴らしい。
イカれっぷりが、キングスマンの世界観とこの上なくマッチしている。
不満を挙げておくなら……
・前作のガゼル枠にあたるキャラがあまりパッとしない印象で、キングスマンの敵役として少々物足りない。
・ある人物が裏切り者を特定するもそこに明確な理由がない。
・"ステイツマン"はもっと活躍の場があっても良かったのでは?続編に期待。
・チャニング・テイタム!
ストーリーは穴だらけですが、それをかき消すくらいパワーのある作品だと思います。
次回作にも大いなる期待を込めて……
記録
2018年鑑賞作品1本目
劇場鑑賞作品1本目