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キングスマン:ゴールデン・サークルのgのレビュー・感想・評価

4.0
ひゃ〜〜〜〜〜〜〜楽しい〜〜〜〜〜!!!!!!

前作が世界中で旋風を巻き起こした大ヒット映画だっただけに、続編のゴールデンサークルもかなり期待値が上がった上で鑑賞した人が多いであろう、今作。

前作とどう絡めるのか???
前作のキャラクターはどうするのか???
新キャラクターのテイタムは誰なのか???
ジュリアンムーアはどんな役柄なのか???

予告編を一切観ることなく本編を観たからか、最初から最後まで驚きの連続だった!

まず最初の狭い車の中でのアクションシーンのかっこいいことかっこいいこと、、。狭い車内でぐるんぐるんと揺れるカメラ(なのにどんなアクションをやってるのかちゃんとわかる!)、ありえないほどアクロバティックな動き、キラキラと輝くロンドンの街並みと車のライト、ガンガンに鳴り響く音楽、、。最高かよ、、。

出てくる舞台も全て最高。今回の悪役である麻薬王のポピーちゃんが拠点としている、カンボジアの悪趣味な仕事場。ポップでカラフルで可愛らしいから、そこで行われていることの残虐さのギャップが、、。

今回は主な行動範囲がアメリカになり、新しいキャラクターも出てくるために、前作で重要だった様々な要素を一度一掃しなきゃならない。それをしたことで大きくお話が変わってくるので、その度に「え〜〜〜そうなるの〜〜〜!?!?」とびっくりした。でも悲しいことが起きると、それを小さな笑いで補ってくれるのでダメージは少なかった。

笑えるところもそうだけど、前作を観ているとニマーっとできちゃうシーンやセリフがかなり多くて楽しかったし、エルトンジョンまで全力で笑わせにきてくれるあたり、本当に素晴らしい、、、。

ストーリーはちょっとだけ散漫気味というか、核心となる軸を感じられない部分はあったし、テーマが麻薬なだけに誰に感情移入していいかわからない部分も、、。麻薬に対する考え方が人それぞれで、誰の考え方も完全に否定することは出来ないしで、だからかラストのスッキリ感はあんまりない。なんていうか、全員が全員かわいそう、、。

ただ、観てる最中はアドレナリンが出まくって「ただただ楽しい、エグジー可愛い、コリンファースの脚は長い、アクションかっこいい、一番の推しキャラはマーリン、面白い、テイタム一緒に踊って」以外の感情は生まれないので全然楽しめる。

あと途中で糞まみれになったタロン君がトムホに見えちゃってかわいくてしょうがなかった、、。
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