このレビューはネタバレを含みます
【soutaの映画つぶやき No.1034】
"ザ・ディスカバリー"
科学者トーマス・ハーバーにより死後の世界が証明されたが、自殺者が後を絶たなくなってしまう。2年経ったある日トーマスの息子ウィルは移動中のフェリーでアイラという女性と出会うが、、
"Netflix" オリジナル作品。
来世の存在が確定すれば、人は容易に現世を捨て命を疎かにできるのか。自身の人生観や死生観を問われる内容で非常に良かった。まさか"バタフライ・エフェクト"のような展開にはびっくりしたが、でも思っていた"来世"とは違っていた。
私はパラレルワールドというよりかは、夢に近いと思う。現世での後悔や未練、ああすれば良かったなと脳が見せる想像の話。来世に行ったのではなく、"脳が作り出した世界"という風に解釈した。本当に今作のような死後の世界があるのだとしたら、死んでも救われないのではないか。
