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ザ・ディスカバリーのTRBのレビュー・感想・評価

ザ・ディスカバリー(2017年製作の映画)
3.3
抑揚のないバタフライ・エフェクト

ストーリー自体は面白い


ある科学者が『死後の世界』の存在を証明したと世間に公表

結果、大量の自殺者を生んでしまう

科学者は『死後の世界』と自殺者に関しインタビューを受けるが、クルーが目の前で自殺

1年後、姿をくらました科学者の元へ向かう息子はフェリーで女性と出会う

ここから
死後の世界への扉が開かれてしまう


イギリスを思わせるような暗く湿った雰囲気

死後の世界を証明と言っていたが、実際は何も証明されていない

もしそんなモノがあったとしたら

行くわけねぇだろ

今を受け入れられないヤツはどこに行っても一緒

だと思う

終わらせたいから死を選ぶ
わからんでもない
ツライこといっぱいあるしね

新しい世界に行く為に死を選ぶ
ちょっと理解出来ない
また同じかもしれないのに

かなりの冒険家か馬鹿野郎

死後の記憶の断片みたいなところは、正直眠たかった

淡々と進んでいくので眠気を誘う

死後の世界の秘密がわかってからは、とっても切ないね

最初から色々気になったポイントが繋がったのは気持ちが良い

ただ、少々盛り上がりに欠ける
SFとしてスジは良かったけど、もう少し盛り上がるポイントを前に持ってきてほしかった作品。

部屋の照明を落としてビール飲みながら観たら

こっちの目の前が死後世界の映像みたい

首座ってない赤ちゃんぐらい
グラングランやった

帰ってこれるなら死後世界に行ってみたい

ただ死んでからもまた始まるなんて

ゾッとする
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