空海花

プレーム兄貴、王になる/プレーム兄貴、お城へ行くの空海花のレビュー・感想・評価

3.7
週末金曜だから初日コースに
とうとうボリウッドを選ぶ日が(笑)
来週早くも上映昼1回になるみたいだったので。

兄弟姉妹仲が険悪の王家。
継承権のある兄そっくりの舞台役者プレーム兄貴は正直者で皆から慕われている。
王太子は継承式目前に暗殺事件に遭い、意識不明の重体に。
継承式典に憧れの王女が来ると聞きつけて近くまでやってきていたプレームと相棒、従者に見つけられ、王太子を演じることに。
嘘は嫌いだけれど、憧れの王女様を悲しませる訳にはいかない!役者魂と下町人情で影武者をつとめることに。

物語的にはベタベタの王道。なるべき方向へ進む物語。歌って踊るボリウッド炸裂。
もうここまで歌って踊るインド映画も少なくなる中、これはてんこ盛り。
しかも舞台が王家ということもあって衣装やセットがとても豪華。人数もいっぱい。
多ければいいというものでもないがこれは圧倒される。

主役は「バジュランギおじさん~」のサラマン・カーン。しかも一人二役。
しかしとにかく身体がでかい!(笑)
歌って踊ってチャンバラもあり。
序盤何だかジャッキー・チェン物観ているような気分に。
下町役者ぶりが最高。
そしてまた真っ直ぐ正直者。似合うなぁ。
お堅い王子役も観られて満足。

そして憧れのマイティリー王女はソーナム・カプール。
「パットマン」にも出てた美人さん。
王女だから何度も衣装替えで視覚的にも大満足。ずっと見とれてた。踊りも美しい。

あとお花がいっぱい。とても綺麗💠💠💠

相当笑ったし、笑いながら涙出てくるし、
兄弟姉妹がこれまたすごいいい顔する。
王太子の従者がすごくいい。
これはキャラ立ちが良い映画。

サッカーするのか踊るのか…😆

まぁミュージカル分やっぱり長いです。
満喫出来て良かったのだけれど
他の観るタイミングが合わせられなかった(笑)😆


劇場は自分含め女性3人のみ。寂しいなぁ…
でもやっぱりここは列の間隔が広くて落ち着くな。長尺には持ってこい。


2020劇場鑑賞41本目
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