『バクマン』に続き、業界を舞台にしながらも、今回はR12で大人の内容、というかゲスに徹したあたりに、監督の意欲が出ていた。
福山雅治はキムタクにも似て、出ていればいいのだが、何よりもこの映画では女がタっていた。
若いほうは二階堂ふみ、大人の魅力は吉田羊。
前半はパパラッチのテクニックをコミカルに、後半はジャーナリズムをシリアスに描いている。
しかし、負傷者が出ているのに警察が対応しないシーンがあるのは、監督も承知のうえ。ドラマを盛り上げたのだろう。
福山のアップなどサービスショットも、意図的にやっているような気がする。
何よりも、オリジナルであるというところが偉い。