『神からの質問だ──悪人を殺した男と 悪人を守った男では どっちが悪党だ？』
『我々のモットーは──”退屈が1番”です』
『こいつは俺を27回殺そうとした 28回だ プラハがあった』
■ あらすじ ■
敏腕ボディガードのマイケル（ライアン・レイノルズ）は、日本人の武器商人であるクロサワを護衛しいつも通り任務完了、となるところだったが、その矢先にクロサワを暗殺されてしまう。依頼人を守れなかったマイケルは一戦を退き、個人的に会社社長の護衛をすることで生計を立てていた。
その頃、旧ソ連ベラルーシの独裁者・デュコビッチ（ゲイリー・オールドマン）が非人道的な罪を犯したことで裁判で裁かれることになっていたが、彼の手引きで証人が次々に殺害されていくせいで立証出来ずにいた。国連にとって最後の希望だったのは、凄腕の殺し屋として知られるダリウス・キンケイド（サミュエル・L・ジャクソン）だった。彼は妻の釈放を条件に、デュコビッチを有罪とするための証言をすることに同意。しかしキンケイド護送中に護送車が襲撃され…
■ 感想 ■
『ヒットマンズ・ボディガード』
（『The Hitman's Bodyguard』）
ライアン・レイノルズ×サミュエル・L・ジャクソン主演の、アクションコメディ映画。日本未公開だがNetflixで配信。
まずこんな豪華キャストでてんこ盛りな映画が日本未公開でいいのかーーー！！！勿体なさすぎる。普通に劇場公開すれば興行収入かなりとれたんじゃなかろーか。予告だけでも「あ、面白いだろうなこれは」っていう安心感すごい。実際観てみても裏切られません。
やっぱライアン・レイノルズって某映画みたいにマスクとか被って顔隠すの絶対勿体ないよね（笑）コメディ映画の時は特に、表情とかめちゃめちゃ面白い。何度笑わされたことか。サミュエル・L・ジャクソンも勿論一役買ってるんだけど、やっぱライアン・レイノルズのシュールな感じがたまらん。大事なシーンで全然決まらないのとか最高に面白かった（笑）
話の軸としては一応、非道な独裁者を裁くために、最後の希望である証人・キンケイドを裁判所まで護送するっていうところなんだけど、ややこしい事情や余計な話が一切絡んでこないので、非常に見易いです。サクッと観れます。まぁ逆に言うと、独裁者デュコビッチの掘り下げとかは一切無いし敵側の細かい描写も全く無いのでそこの魅力は無いですが、（重厚なアクション×サスペンス的な映画だと、敵側のキャラクターがかなり魅力的だったりするので）この映画はあくまで、マイケルとキンケイドのすんげー仲悪い同士があーでもないこーでもないドッタンバッタンやりながら敵勢力から逃走する、というのがメインなので、深く考えずお酒でも飲みながらアッハッハッハと観るのをオススメします。私は休日の朝イチでコーヒー飲みながらまったり楽しく観ました。笑
本当にこういう映画がNetflixだけとかになってしまうの勿体ないんだけど、映画好きさんは皆Netflixくらいやってるだろうと思っているので（笑）、そこでもっと話題になってくれたら嬉しいね。いやぁ、面白かった。
