「最強の復讐鬼、再び。」
キアヌ・リーヴスの殺し屋アクションシリーズ第2弾。最近は女に滅茶苦茶にされたり、アパートの管理者になったりとどうもパッとしない役が多かったが、「マトリックス」以来のキアヌ作品でシリーズ化されたので、彼にとって久々の当たりモノになったんだろう。
前回からわずか5日しか立ってないところで物語は始まる。冒頭から殺しまくりのテンションで、正直最後までこんな感じが続くと思っていいだろう。殺し屋は星の数ほどいれど、鉛筆を使って華麗に殺す殺し屋は彼ぐらいのもんだ。
ストーリーは前作以上に雑で、とりあえず向かってくるヤツは殺しとけば良いみたいな感じで、ポンポンあっさり死んでいくので感情移入する暇がない。復讐に取りつかれたジョンが更なる復讐を産み、そんでまた復讐するとか復讐のバーゲンセールみたいな展開で途中からお前復讐したいだけだろ的な感じで見てた。前回の犬が殺されただけで皆殺し的な面白さが特に無かったのも残念。今回も犬を連れてるが、これいつの間に拾ったんだろうか。自分が見落としてただけ？ しかもかなりデカい犬だったし。
頭空っぽにしてアクションを楽しめばいい的な作品なので、それなりに面白かったし多分次回も見ると思う。次回ってのは続編が既に決まっているから。でもやっぱり前作程の衝撃と面白さは無かったなあ。
