みなりんすきー

ジョン・ウィック:チャプター2のみなりんすきーのレビュー・感想・評価

3.8
『誓印に背いても誓印の持ち主を殺しても──逃げても死ぬ』

『ルールがなければ 動物と同じだ』

『だから実体のない幽霊が必要なんだ ジョン──つまり君がね』

『あんたには選択肢がある 戦争をするか──俺に銃をくれるかだ』


■ あらすじ ■
前作から5日後。敵のアジトから愛車を取り戻したジョン(キアヌ・リーブス)は、自らの血で交わした契約である誓印を手にしているイタリア系犯罪組織カモッラの主幹サンティーノからある暗殺の依頼を受ける。今度こその引退を決意していたジョンは頑なに断るが、その結果サンティーノに妻との想い出が残る家を焼かれてしまう。ジョンはホテルコンチネンタルの支配人ウィンストンに助力を求めるが、誓印の掟は絶対だとし、全てはサンティーノの依頼を受けてからにしろと助言される。諦めたジョンは、サンティーノの姉・ジアナの暗殺に向けて動き出すが…


■ 感想 ■
『ジョン・ウィック:チャプター2』
(『John Wick:Chapter2』)

昨日に引き続き、ジョン・ウィック2鑑賞!120分と前作より更にボリュームアップしておりましたえ。

冒頭からカーアクション満載で迫力たっぷり、もうその時点でこの映画はアクションで楽しませてくれるんだろうなと分かる。時系列もどんなでくるのかなと思ったら、前作からたった5日後という何とも分かりやすい続編。よくある前日譚とかじゃないのも良いよね。分かってますわ〜〜。

ガン・格闘アクションは前作を超えているんじゃないかな?120分のうち半分以上は闘ってた気がする、そんなレベルでアクションシーンは多かったし、レベルも高いのなんの。キアヌ、もうそんなに若くないのによくあんな俊敏な動きが出来るなぁ…と今更ながら感心してしまった。華麗でした。どんな雑魚敵にも必ず足元+ヘッドショットと2発くらわせるスタイルも健存。お見事でした。

今回は前回のような復讐燃え滾る、とかよりも、完全に弱味握られて致し方なく殺しを行うって感じなので、またちょっとテイストが違って良かった。誓印なんてものがあったとは知らなかったけど、まぁ結局ジョンの場合はどう足掻いても完全には引退出来ないんじゃないかなぁ。だって結局、そういう弱味があったのなら、仮に奥さんが生きていても同じことになっていた可能性があるわけで。今回サンティーノが来たタイミングがたまたま奥さんが亡くなった後だっただけなわけで。完全に足を洗うことは出来ていなかったわけですよね。そしてそれはこれかも続くんだろうし、というか今回の終わり方からするに現状悪化してないか??笑 頼むからワンコだけは……ワンコだけは命を賭して守ってくれよな……というかあのワンコ従順で大人しくてほんっと可愛すぎるぜ……キアヌによく懐いてるのが分かる映画でした……(そこじゃない)

あと相変わらずホテルの受付マンはめちゃめちゃ良いよね。ジョンみたいなお客様は他にもいるんだろうけど、(裏社会の人間で支配人と繋がっている者)なんとなくだけど、彼はジョンの事だけは特別視してくれる気がするんだよね。本当にジョンのことを敬っていて、心から光栄に思ってる。ワンコ預かってくれる所とかキュンときたわー。絶対3作目でも出てくると思うので、そこも楽しみのひとつ!

それと個人的にサンティーノの姉・ジアナの場面で、全体的に石造り?みたいな豪邸が素敵すぎてすんごい好きだった。特にあのお風呂ね。なんじゃアレは、素敵すぎるやろ。一度でいいから入ってみたい。よく見ると端の方にスピーカーとかも置いてあって、音楽聴くことも出来るんでしょ。最高やん…

前作と同様R15+なのでちょっと流血は多めなので苦手な方はご注意を。手首切るシーンはリアルだったね、血管に沿って縦に切るあたりガチですわ。笑


3作目、今年公開されるのかな??楽しみです。絶対映画館に観に行く!