このレビューはネタバレを含みます
どうしようもなく切なくやりきれない話でした。
登場人物一人一人の言葉にリアルな重みがあって、それぞれの立場の気持ちがよくわかるからこそ切ない。
家族が障がいをもつ子を普通より手厚く見るのは当たり前だし、そういう責任も人一倍感じるもの。
子の幸せと、特に安全を願う気持ちが強いのはとてもわかるのですが、縛りすぎてその子が悲しい顔をしていたら元も子もないですね…それをわかっていて守りたい気持ちが勝ってしまうのも家族だからしょうがないですね。
どうやったら普通になれるの
という言葉が忘れられません。