このレビューはネタバレを含みます
「そうだ!銀行強盗をしよう!」
1935年12月1日。バージル・スタークウェル誕生。バージル15才からウディが演じている(大分無理がある)。
チェリスト→ハスラー→海軍志願→強盗へと着実に成長。立派な(?)泥棒野郎となり、結婚→長男誕生→年間強盗賞を獲得し、大学の講演を請われるようになるまでを描いた《スラップスティック・コメディ》《質の良いコント集》
ユダヤ系の家庭で生まれたウディ、この時からすでにユダヤネタを挟んでいる。ワクチンの副作用で数時間ラビになり「無酵母パンと苦菜を食べ、過ぎ越しの祭りを祝う理由」をとうとうと説明。
またボディーチェックでこそばがる。別口の強盗と鉢合わせて客の多数決を取る。鎖で繋がったままの6人で脱走など、何度も観ているにも関わらず笑ってしまう。それほど、力のある作品。