「イップ・マン 継承」
安定の面白さでした。
1作目は対日本軍のドラマ、2作目は対英国で、3作目は対欧米に支配された同国の人ということで、1作目にあったバイオレンスな格闘は控えめになったものの、美味なカンフーを堪能できました。
クライマックスかと思っていた、中盤のドニー・イェン対マイク・タイソンもめちゃくちゃおもしろかった。左右に揺れながら迫ってくる感じ、本当に猛獣のようでめちゃくちゃ恐ろしかったです。
奥さんとのドラマもよくて、ほっこり笑顔のドニー・イェンを観れるこのシリーズはすごい貴重だなーと思いました。
クライマックスの正統派争いの槍からの刀剣からの拳でのバトルもドラマチックで、アクションもすごい観やすくてよかったです。
全体的にはあっさりな印象で、もっとハードなアクションも見たかったのですが、バイオレンス苦手な人はカンフー映画入門としてすごくいいんじゃないかと思います。