アヤネ

背徳の王宮のアヤネのネタバレレビュー・内容・結末

背徳の王宮(2015年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

2023年57本目。
えーっ評価低いからぜんぜん期待してなかったけど面白いじゃん…。切ないな〜哀しいな〜まぁでもこうなるしかないよね、と思ってたらまさかの超ハッピーエンドだったし。幸せに暮らせ…。
官能的なシーンが多いから反応に困る部分はあるし王のイカレっぷりには引いてしまうけど、スンジェに焦点当ててみたらちゃんとした人間ドラマで普通に面白かった。ナレーションと王のテンションが高すぎて最初コメディかと思ったけども笑
原題はきっと「姦臣」なんでしょ。そのまんまの方が良かったよね。背徳の王宮はエロ映画感が強く出てしまうもんね。邦題の悪いとこ出ちゃったなー。
ダニのために一生懸命なスンジェがいいのよな〜。スンジェもかなり悪いんだけど揺れ動く男心が青春なんだよ…。あとチュ・ジフンの涙は健康にいいので国宝にしよう。
チュンメの株が後半から爆上がりするのでそこも見どころ。品が無さすぎる…とか思ってごめんね、好きよチュンメ。
ダニの凛とした美しさもかっこよくてよかった。剣舞のシーンとかほんと惚れ惚れしたもの。
キム・ガンウはマジでぶっ飛びすぎててすごかったな…。王の器ではないのに王でなければならない悲哀みたいなのもあったけど、最終的にいっこもいいとこなかった。よくやったなアレ…拍手送りたい。
あと思いがけずチョ・ハンチョルとまた遭遇してなんか嬉しい。エンドロールの文言通りパクもまた姦臣になってしまうのね。歴史は繰り返すな〜。
しかしアンティークの監督とは思えんなー。よくこんな毛色の違うやつ撮れるもんだ。
アヤネ

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