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ミッション:インポッシブル/フォールアウトのTSのレビュー・感想・評価

4.0

【不可能に挑戦し続ける男】84点
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監督:クリストファー・マッカリー
製作国:アメリカ
ジャンル:アクション
収録時間:147分
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2018年劇場鑑賞67本目。
これも十分良かったですよ。ただ、昨日の『カメラを止めるな!』の前にみて、且つカメ止めが良すぎたので霞んでしまった感じです。シリーズの中でも上位の出来に入ると思います。20年以上続いてるこのシリーズは、いわばトムクルーズの代名詞的作品。彼がやらなければ続編は作れないと言っても過言ではない。そしてシリーズを重ねるごとにそのアクションは過激度を増してきている気しかしないので、トム様果たして事故死しないだろうかと余計な心配をしてしまうこの頃です。実際彼は今作のビルからビルに飛び移るところで右足を骨折していますし、まさにミッションインポッシブル。齢50を超えても不可能に挑戦し続けるその彼のその役者魂には感服せざる得ないです。

IMFのエージェント、イーサン・ハントは盗まれた3つのプルトニウムの回収を行なっていた。しかし、仲間の命が危機にさらされ、プルトニウムを奪えずにいたのだが。。

話は5の続きなので、細かい内容を理解したいのならば前作鑑賞必須だと思いますが、正直前作を見ていなくてもそのド派手なアクションがあるので十分に楽しめます。しかも、トムクルーズが自ら全てこなしているため臨場感満点。バイクのチェイスシーンなんて最高峰でしょうし、映画を撮るためだけにスカイダイビングもいとも簡単にこなすなんて最早正気の沙汰ではありません。そしてなによりもジャケでも描かれていますが、ヘリコプターのアクションシーンが斬新。思えばヘリコプターによる追撃をとことん描いた映画なんて今まであったでしょうか。しかも、トムクルーズがライセンスを取得し、実際にあの操縦をしているということだから驚きです。映画というものを通して完全に彼のキャリアが蓄積されてきています。まさに映画の申し子とも言えましょう。

140分近くありますが、適度にアクションシーンが混ざっているので飽きないですし、2を彷彿させるアクションシーンもあります。その分、3のようなサスペンス感は年々少なくなってきていますが、それを差し引いても十分見応えのある、成功した6作目と言えるでしょう。BGMが鳴ったらわくわくしますね。今夏、ジュラシックワールドと合わせてオススメ出来るアクション大作です。
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