ラストに一捻り欲しい映画。
大型車にポルノ撮影をしていたジョンとスティーブは記者のマークを乗せていると、ポルノ撮影のためにサムとベスの二人を乗せるのですが、サムがジョンを殺したことで殺戮に至ることになる話。
具体的には「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」に「ノック・ノック」「殺戮にいたる山岳」を取り入れたような映画でして、レンタルビデオ屋でアクション枠にありますが、内容はサスペンス枠です。
で、面白いのは冒頭で主要人物以外の女性が大型車の中でおっぱいを出してくるので最初は完成度がどうなるかと不安にはなるところなのですが、森でサムが暴れだすところで緊迫感がとれていて、普通に面白いです。
しかしながら、最初は記者のマークが主人公かと思いきやあくまでもポルノ撮影をしていたスティーブでして、マークは携帯で通報するかと思いきや普通にサムに殺られるので、あっけないです。
それでもこの映画は復讐がメインというよりもラストでみられるどんでん返しが特徴で、まさかあの登場人物が復讐したかったのかとちょっと驚きます。更にスティーブの舌をカットされるものだからヤバイです。
ただ、ラストシーンはオチが弱かったので、もう一歩あったら傑作と言われて過言ではなかったと思います。