KOUSAKA

マリコ三十騎のKOUSAKAのネタバレレビュー・内容・結末

マリコ三十騎(2004年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

サンクスシアターにて鑑賞。

こういう感じ、キライやな~と思って見始めました。自己満足としか思えない、たんなる迷惑行為のオンパレードやし。何かオカンもキモいし😣

生理的に受け付けへんな~と思いつつも、ガマンしながら見続けて、あと数分で終わりっていうときに、学館の屋上で新しいビルに向かって「ウオォ~~っ!」って叫ぶシーンがあって、何故かそこはグッと来ました😵

失われていくものへの郷愁や、ただ見た目が新しくて綺麗なだけのモノに対する反発心が象徴されている気がして、多分その1点だけには強く共感できたからだと思います。

だから、自分が作った8mmテープを(恐らく新しい大学のビルに見立てて)うずたかく積み上げるラストシーンは、そんな「自分」の存在表明のように感じて、胸に刺さりました。

97%くらいは嫌悪感しかない映像の連続やったけど、残り3%で一気に急上昇した感じです。
KOUSAKA

KOUSAKA