六

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場の六のレビュー・感想・評価

4.0
私、映画でよく泣くタイプなんですけど、この作品は、今までと違う涙を流した。
かわいそうとか、哀しいとかではなくて、ボタンを押すしかない絶望とか、やるせなさでいっぱいだった。
気づいたら歯食い縛ってたくらい。歯痛い…
全体の流れはシン・ゴジラに通ずるものがあって、どこの国も一緒なんだなぁって思ったり。

正直、大佐や中将の冷徹な振る舞いにいらいらしました。
でも最後まで見て、あの場にいて何も感じなかった人なんていないんだとわかった。
特に、ラストのアラン・リックマンの台詞の重み。
同じくらいの孫?を持つ彼が何も感じてないはずないよね。
自分が、全く知らない誰かの命を握ってるなんて、考えるだけでぞっとします。
六