ケビン

何者のケビンのネタバレレビュー・内容・結末

何者(2016年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

長文なので、ネタバレないけど伏せて書きますね。

自分の持ってる、でもあまり表には出さない(ようにしているつもりの)嫉妬心とか汚い部分っていうのを目の当たりにして抉られている感覚になって死ぬかと思いました。

僕は青春映画とか恋愛映画でよく見る、「主人公が走るシーン」に乗れないことがちょくちょくあるんですが、今作の佐藤健が走るシーンは胸が締め付けられるような気持ちになりました。

劇中で大きな「秘密」が2つ明らかになるので、極力ネタバレを見ずに作品を見てほしいです。


自分の話を足すと、自分はTwitterとFacebookで投稿する内容を分けてたりするんですよね。
文字数とか手軽さの違いによるところが大きいのもあるんですけど、でもかなり意図的に見る相手によって発言を分けている部分があります。(悪口とかは書いてないよ!)

まぁ両方フォローしてる友人もいるのであまり意味ないんですけど、ある種の自意識とか承認欲求がたぶんあってですね。
それが満たされたからって自分が「何者」かになるわけじゃないんですけど、なんだかんだ救われている部分もあって。

「そうしないと、立っていられないからぁ….°(ಗдಗ。)°.」(←使ってみたかった)

形は違えど、そういう感情って大なり小なりないですかね。就活生でもないけど、自分を見てる感じがすごいしました。
ケビン

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