前作に引き続き「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のスタッフも交えてシリーズ第2弾。前作も良かったがこのダークなムードがもうかなりツボだ。
ストーリーは過去の事件で社会からドロップアウトした女性が中心に引っ張っていく。犯人は早々分かっているがその真相を映すべく20年前の手がかりとなる回想シーンと、現在とを行ったり来たりしながら映画は進行する。
削ぎ落とされたようにシンプルな前作とは、かなり違った良さがあると思う。また出演している女性が美人が多いのも凄く魅力的だ(笑)。カール・マークとアサドのコンビネーションも快適。
暗くて重厚で酷過ぎる話だし派手なアクションもないが、映画として観応えはたっぷりだと思う。これは続編も楽しみだし小説も読みたいような気がする。