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夢の帝国 スター・ウォーズ・トリロジーの歴史のいののレビュー・感想・評価

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オリジナル・トリロジー製作を中心としたドキュメンタリー(約150分)。ジョージ・ルーカスが闘っていた重圧がどれほどのものだったのか。その重圧、私に理解できるのがたとえ100万分の1であったとしても、想像してみることができて良かった。様々なトラブルが続出するなかで、心細そうな、今にも泣き出しそうな、そんなルーカスの姿もあった。繊細さと頑固さ、知性とこだわり、既成の組織に対する反骨精神。ルーカスの闘いは、帝国軍への闘いと重なってみえた。ルーカスが自身の夢を実現させることは、映画のなかの物語と重なってみえた。多くのキャストの話、特撮やクリーチャー製作など沢山のスタッフの話。やり遂げた達成感。HOPE!

アインシュタインの顔写真の皺をみながら、ヨーダの顔の皺をつくったという話をちゃんと忘れずにいて、誰かとスターウォーズの話になったときに、得意気に披露したいと思う。
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