いの

ストップ・メイキング・センス 4Kレストアのいののレビュー・感想・評価

4.0
全くわかっていませんが、アメリカン・ユートピア大好きになったので、ダンディな爺に駆け寄ってムギューするつもりで劇場に行ったのですが、“あれ?爺じゃないっ!若っ!”ってなりました。いえいえ私は大丈夫です。でも、深堀りどころか浅堀りすらしてなくて申し訳ないっす。2曲目でいっかい感情がうわーってなりました。  
(推測にすぎませんが)多分考えに考えまくるのであろうデヴィッド・バーンが♪Stop Making Sense♪って歌うのですからそりゃあもう泣けてきてしまいます。意味まみれの病を生きるわたし(たち)への最高の贈り物を受けとったような気持ちになりました。

監督はジョナサン・デミ。舞台にいるミュージシャンをカメラがとらえると、その時その方が演奏している楽器の音がとてもよく聴こえてくるように感じられることもうれしかったです。ノリノリになる気満々で最後尾に座りました。案の定ガラガラで同じ列には私しかいなかったので遠慮なく、デヴィッド・バーンをお手本にして(座席にお利口に座ったまま)楽しく参加できました♪ 白いスニーカーで行けばよかったな♪ 




【自分用のメモ】
この映画みたあとで読んでいた本のなかに、以下のような記載がありました。映画と本がシンクロするのはうれしいことです

-(彼女の)「カー・ステレオはトーキング・ヘッズの『バーニング・ダウン・ザ・ハウス』をかけていた-
『国境の南、太陽の西』村上春樹 講談社文庫 1995年 193頁

※幼稚園に娘を迎えに行った僕が、島本さんを想起させるいでたちの人(娘の友人の母)と会話する場面で
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