映像、カット、編集、音楽の質がとても高い。大衆受けはしづらそうだけど映画監督からの評価が高くなりそうな作品。派手で分かりやすい作品が好きな人には非常に退屈な内容になるかと。
セリフの量は必要最低限でありつつ、見やすくキレイなカットが多い。なのでストーリーや登場人物の各所作の意味が分かるし映像を楽しめる。史実の再現よりも映画としての要素を重視しているっぽいので、ドキュメンタリーちっくではないです。
ストーリーを3つの視点で見ていくことと、登場人物がそれなりいるけど散らかることがない。カットも多いけど見にくさがない。さすが。
3つの視点、セリフの少なさという点で北野武監督のDollsのようだった。
ラストの新聞記事の有名なチャーチルの演説は、Iron MaidenのAces Highのライブイントロで流れるアレです。