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スイス・アーミー・マンのbowcatのレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
4.2
『ディック〜〜』の監督さん作品
前々からジャケがシュールと
ずっと思ってたコレもかよ⁉︎
何がどうしてこうなるの?
謎を確かめよう‼︎‼︎

スイス陸軍の人の話かと思ったら
遭難先で生き抜き、脱出するため
スイス式アーミーナイフのように
サバイバルを助ける人の話でした
しかも死んでいる人ときた…
不謹慎だけどシュールです

確かに人は死ぬとガスを出すと言います
でも、そのガスでジェットスキー⁉︎
水筒がわりに水も口から出てくるし
コンパスがわりのいちもつとか
火もおこすし、ジャンプも狩も出来る

ほんと万能なんですけども
笑えない人は笑えないです
自分も少し笑えなかった

でも、その存在が遭難したハンクの
残された生きる望みと、考えれば
なんとなく納得できた
藁をも掴むということかも…
亡くなった方を掴みたくはないけどね

不思議な設定よく考えますね
死人の名はメニー many沢山ね😅
前半は万能ぶり発揮、タルい感じだけど
後半は人の生きざまを深く描いてました

人なんてみんな醜いもの
ひとりがそれでもいいと言ってくれれば
その人と踊って歌ってオナラすればいい
そうしたら寂しくなんかない

メニーが人生語ってくれた

この監督さんクセが強い😅
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