日本の戦隊モノをハリウッド印で作ってみました、的な。突如として地球の命運を握る戦いへといざなわれる5人の若者の話。
ドラマの一話目みたいな、正直1時間あれば事足りるような内容を2時間たっぷりと。戦いを見せてくれるのか、オリジンストーリー的なものを見せてくれるのか、はたまた学園ドラマを見せてくれるのか、で結局どれも中途半端という印象。光線やミサイルみたいな戦闘でなく、しっかり肉弾戦を重視してくれてるあたりは男として、またかつてなになにレンジャーに憧れた少年時代をもつ者として、燃える。良くもわるくも内容はかなり子供向け、だから少年にはきっとウハウハな映画だろうなと。まぁにしても変身までがさすがに長いかなと感じる、こーゆーのはもっと勢いでいっちゃっていいのかなと思うし、どうせならもっとベタでいいなと、十分ベタなんだけど、もっとね。明らかに続編作る前提の終わり方も、なんだか。
久しぶりに本当になんも残らなかったから、酷評しとく。「マニア」または「オタク」と付くほどの戦隊モノ好きにだけお薦めしたい。
