このレビューはネタバレを含みます
なんだか不思議なテイストで、でも心に残る映画でした。
穏やかでルーティンのような日常を生きているかのようなパターソン、彼の心のうちが詩とともに綴られる。
ギターが初心者でも、詩を書くのに韻がうまく踏めなくても、それでも胸を張って「カントリー歌手を目指している」「詩人です」と言えばいい。
それを躊躇うかのようなパターソン、彼が再びノートに向かうシーンが好き。
「詩を翻訳することは、レインコートを着てシャワーを浴びるようなもの」。
このセリフがわかりすぎて……だからこそ好きな作家は原文で読んでみたくて今日も私は語学を勉強するのだ(これは余談)