それぞれ人生詰みまくってる売春婦4人組は、元締めの男がデカい取引をすると聞いて一念発起、金を強奪するため取引現場に乗り込むことに。
現場に居た者ほぼ全員を惨殺したはいいものの、肝心の金は見つからず止む無く唯一生き残った取引相手であるヒッピー風の男を空き家の別荘へ連れ込み監禁拷問し、金のありかを吐かせることに。
しかし男は口を割らないどころか、自分は「アンチ・クライスト」でありサタンの息子であるのだと語り出す。
悪魔を誘拐した4人の女性たちに襲い掛かる恐怖を描くクライム・ホラーアクション。
冒頭を見た瞬間、地雷を踏んだと分かる酷い映像。
カメラワークも素人そのもの。
作中に娼婦を放り込んでいるのでエロもある事はあるが、実際に見た感じは全然エロくもなく、画質のテラテラ感やチカチカ度と、狙いの巧みな手ブレではなく下手な手ブレ映像で気持ち悪い。
男も悪魔だって言い張ってるだけで、見た目は普通のオッサンだし。
しかし、残酷描写はかなりリアルでグロいし、アクションシーンも迫力があり、そこそこ満足。
髪の毛掴んで壁に叩きつけたり、机の角で歯をおもいっきりガキって打ったり、殴ったり、引っ掻いたり。
レイティングなしなのは正直信じられない。
全体的に重すぎず程よく軽いノリで観やすいは観やすい。
まぁ暇潰しくらいにはいいかな。