宇宙に置いていかれたり、宇宙に置いていかれたり、映画に出るたび何かと不憫な目に遭うマット・デイモンの最新作はボーンシリーズの新章。
「彼なしにシリーズの復活はあり得ない」とデイモンの言葉通り、ポールグリーングラス監督と三度タッグを組んだ本作。
ハリウッドのアクションが飽和状態にあったなか、リアルかつ臨場感あるアクションでスパイ映画に新風を吹き込んだ同シリーズのテイストは9年の歳月を経ても完璧に受け継がれている。
アクションの期待には十二分に応えいるものの、映画の構成がこれまでのシリーズとほぼ同じになっているのは気になるところ。次回作まで同じ展開を続けるつもりだろうか?