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ハウス・バウンドのmfgのネタバレレビュー・内容・結末

ハウス・バウンド(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます



GEOでコメディの棚にあったけど…?





ATM強盗…失敗…
→8か月の自宅拘禁処置

・覚醒剤と酒の過剰摂取による犯行
・裁判官の審判:施設での治療<まずは生活の安定
→リンフィールド通り57にある母親の家での自宅拘禁

“ブルフォード”

・幸先悪そうな軽い車両事故
…ぶつかってきた相手の態度の悪さ…
・ハイテクな足枷の着用
(勝手に外せばモデムに通知がくる/応えないと警察に通報がいく/ケーブル内蔵だから壊したらすぐ不正信号が送られる)

・母親との不仲

・“(足枷について)こんな装置が足についてるなんてステキよ”
・対話の成り立たなさ
(最新機種でも高くもなくプリペイド式携帯/保護観察官についての頓珍漢な高評価…?/賭け屋通い…?偏見…?/長電話/etc…)
・テレビ番組>娘 …?

理解の無さ…愛の無さ…
娘も酷すぎるし 母親も酷すぎる…
結局似た者母娘…?子は親の鏡…?


・何かを燃やす近所の老父
・ラジオ
・※禁煙
・幽霊屋敷…?
((“月はチーズだと思ってたような”)子供時代は怖くて眠れないと言ってたらしいけど…?)



おしっこジョボジョボ
天井から聞こえる物音
煙を吐いて壊れるパソコン
ホラーな本 ホラーな人形


カウンセラーとの面談①


酷すぎる生活態度


なぜか電源ONしてるパソコン
POPな携帯の着信音 は地下室から…?
突然消える電灯
地下室でのまさにJesus
足を掴む手
上から落ちてくる網
薄暗い中 下方アングルから見る中年女性もある意味ホラー
“たとえ不愉快でも人を不愉快にしないで”
…ご尤もなお言葉であり…冷酷で冷徹に思えるようなお言葉でもあり…



ぽっちゃり保護観察官来訪

娘の主張を馬鹿にするような母親の態度

…しかし 実際 “騒ぎ”が起こる家で…

母娘のオカルティックな訴えを真剣に捉えた上で対策を講じていくぽっちゃり保護観察官

ちゃんと霊的人生観を持っているとこがgood👍
自身が霊視 霊聴できるわけではなくても、目に見えないもの 霊魂の存在を確信し 追求できるとこ偉い!
(…そしてそれこそが真実の世界観)
お間抜けそうな見た目とは裏腹に 対悪霊に対してはプロフェッショナル…?
ほぼゴーストバスターズ…?笑
ちょくちょくダサいとこがまた愛嬌があってイイね 笑
科学的手法に頼りつつも あくまでも科学万能主義ではない

作戦①:
・カセットテープによる霊との対話を試みる
・事情聴取

作戦②



ホラーなテディベア


カウンセラーとの面談②


勝手に開く扉


怪奇現象をきっかけに 子供の頃の自分を思い出してみたり…
思い出の品…子供の頃の写真…
タップダンス

ノックもなしに突然現れる母親の再婚相手もある意味ホラー



Chapter5

母親の再婚相手のお手伝い

不器用だけど良い人そうな母親の再婚相手



“サンシャイン・グローブ”

カルテ…?
“妄想型統合失調症”
“依存症”
“注意欠如多動性障害”

→ネット検索
ショッキングな写真
“恐怖の更生施設”
(=自宅)



辿り着いた最悪の真実…
・自分の部屋で人が殺されてた
・女の子が67回も刺された

当時の新聞より…
・“最も残酷な殺人事件の1つである”
・“(殺された少女は)殴られ かまれ フォークで67回も刺されていた”
・“容疑者は複数とされるが逮捕者はいない”
・“事件現場の施設はスタッフへの暴行や近隣での犯罪増加が報じられていた”
・“教会が運営する更生施設は1996年2月28日 ついに閉鎖に追い込まれた”

初動捜査のミス…?
“NRE”の仕業…?
(“NRE”…“負の残留エネルギー”)

母親の言い訳もまた最悪…
・煙草吸いながら…
・“あなたの父親が決めたの”と責任転嫁
・“売り手が急いでたから現金で買ったわ”
・“いずれここを出て区画を分けて売るつもりだった”
・“払った額の倍はもうかるはずだったのよ”
・“すぐ引っ越すつもりだったの”
・“働くようになれば安物買いする気持ちが分かるわ”
・まだ4歳だった娘には言えず…話せる頃には母娘間の会話がなくなっており…
・“確かに悪かったわ”
・“知らないほうが傷つかないと思った”



移動希望の願い出

“騒ぎ”
停電→一瞬点いた電気…一瞬視えた何かヤバい存在…→また暗闇に…→カウンセラーの悲劇

警察の事情聴取において 娘への容疑も懸念される中、カウンセラーを襲ったのは幽霊であるという証言を変えない母親は偉い!
…霊的人生観の貫徹…?やっぱり母娘愛…?

超常現象に詳しくなく 助言できない警察の無力さ



ぽっちゃり保護観察官の愛の鞭と一喝!

この世の人もあの世の人も救う考え方
逃げちゃダメだ!
恐怖は それに立ち向かうことでしか克服できないもの!

保護観察中の逃亡に駆けつけ…
ビンタ!

“勝手な行動はやめて人のことを考えろ”
“君が殺されてみんなが無関心だったら?”

利多愛他
同悲同苦

→“頭にくる”

“(殺された)彼女は君を選んだ”
“君も彼女も社会のせいにした”
“常に怒ってて部屋に閉じこもってる”
“君は8か月だが彼女は永遠だ”
“誰かが助けない限りな”

波長同通
自分の不幸を他人のせい環境のせいにしてはならない
地縛霊の存在
自分自身が不幸に思える状況下においても 他人を不幸から救うことは可能だし、それが自分自身をも不幸から救うことになる

→“何も変わらないよ”

“そうかもしれない”
“耳を傾けてやれよ”

絶望的で逆境に思える状況においても
まずは少しでも善なる方向へ向かって行動すること
他人への愛ある行動をすること
他人への関心を持つこと 理解しようとすることこそ愛




Chapter6

殺された少女と真正面から向き合う

保護観察官の愛の鞭に感化された行動…?
保護観察官の愛は勿論素晴らしいし、それに感化されて行動する素直さ 純粋さ 死者への愛があるあたり偉い!



不良少女の推理

殺された少女の隠された戦利品
・入れ歯
・時計(ブランド物/100年前の品/まだ動いてる)

オカルティックでありつつ、冷静 客観的な判断 合理的思考を貫く保護観察官

不良少女の推理の根拠の弱さを指摘し 反論したり…
→“批判はムカつく”



捜査に乗り出す2人

ターゲット:
ゴミ屋敷
昔からの住人
臭いのことで母親は何度も議会に相談
オポッサム皮剥ぎ中
悪臭は死体が原因…?
近所ともめた時 警察が胎児の死体入りの冷蔵庫を見つけた
(母親はうわさ好きだけど想像力はないから作り話はできない)

手堅い手法を提案する保護観察官
やんちゃな手法(不法侵入)を提案する不良少女



証拠となる歯型を求めて不法侵入

“鍵は簡単に見つからない”
→超簡単に見つかる

隠密機動とは程遠い保護観察官の鈍い動き

睡眠中のゴミ屋敷主の口の中に指を突っ込む
しかも不屈の精神

保護観察官を襲う災難
いい事言ってたけど やっぱり自分自身に不幸が襲いかかると他人のせいにしちゃう

…けどやっぱりいい奴



勘違いによる義父殺傷
罪悪感
洗濯
トイレ掃除
階段掃除



不法侵入精神を受け継ぎ 単独捜査に乗り出す保護観察

殺された少女の新聞記事を発見し 写真を撮影

びっくりするようなゴミ屋敷主の現れ方に対するリアクションが最高

ゴミ屋敷主による講評



ゴミ屋敷主による事件前の事情について…

・“ユージーン”
・(※ ×:ゴミ ○:“壊れたもの(→直せばゴミではない)”)



よっこいせと掃除を終えて…

棚に掃除機がちゃんと収まらないイライラあるある
→…からの恐怖…秘密の部屋へと通ずる道を見つけちゃう



突然話出す後部座席の不気味な人形
=例のホラーなテディベア
燃えたのに…
カセットテープ内蔵
→そして行き着く“ユージーン”



なんか(“壁の中の男”)住んでる…!キモっ!怖っ!



すれ違い

使えないスローモーなお巡りさん
ゆったりとした供述書のタイピング



使えないお巡りさんらを相手に訴えかけ続ける不良少女
母親の身を守るために真剣に…!
…やっぱり母娘愛…?

保護観察官合流!援護射撃!

…しかし…




Chapter9

カウンセラーとの面談③

狼少年的不良少女の悲劇

オカルティックな真実を信じてもらうことはただでさえ困難なのに これまでの素行の悪さがそれを更に手伝って四面楚歌…
自業自得でもあり…
1年前の双極性障害は手当のためのウソ
解離性同一障害との診断
問診
(時間を忘れる?/声を聞く?/生理の周期は?(解離性同一障害の女性は人格で周期が違う→人より回数が多い(納得しちゃう母親))/想定外のことが起きると新たな人格が生まれる…キャパオーバーによる霊障では…?)
常識的唯物論的決め付け
(この先7か月も家で過ごすのが嫌で妄想に信ぴょう性を持たせようとしてる)
目撃証言を言い渋る母親
壁の破壊を要求し 強行突破を試みるも阻止され…



提案
部分入れ歯食ってる…?
女同士の話
なんやかんやで娘に協力する母親
得意技発揮
時間稼ぎ
爆裂おしゃべり
耐えられずイライラしちゃう退席しちゃう
おバカでおマヌケな母親
その間に辿り着く真実



Chapter10

カウンセラーとの対決
ちょっと賢くなった母親
キッチンナイフ
おもちゃの木琴防御
金的蹴り上げ攻撃
腕につけてる金おろしみたいなのでゴリゴリ攻撃
洗濯カゴ
…娘のピンチにあわあわしてるだけ…かと思いきや 娘に馬乗りになって首を絞めるカウンセラーにとりあえず洗濯カゴ被せて妨害してみる母親 nice!笑
自身が先頭に立ち勇ましく果敢にカウンセラーに立ち向かう不良少女
母娘愛…?

ワインオープナー
…ワインオープナーが刺さった警官の遺体から抜いて武器にしようと試みる
チェーンソー
(ゴーグルとかイヤーマフとかちゃんと着用してるあたり…)
ハイテクな足枷の活用
壁の中の男との遭遇
尻はデカけりゃ良いってもんじゃない
…引っかかってピンチになっちゃうことも
ライターとスプレーの火炎放射攻撃



保護観察官来訪

カウンセラーの大根役者っぷり
相手の表情チラ見

淡々と救助活動に向かう保護観察



壁の中の男×母娘

心優しくて…臆病で…
絵がすごく上手
自身の行動と心 それに対する周りの人々の心を描いた絵の数々
…不良少女にとってはある意味閻魔帳…?照魔の鏡…?回心 反省のきっかけになるもの…?
“隠れ場所”=ボロ布に身を包むこと
才能に恵まれておりながら 一般社会では受け入れられないタイプ
心は子供のように清く美しいのに 勇気のなさが勿体ない



カウンセラー来襲

カウンセラーにも心の闇…?
(“私は人を助けたかった 拒まれる気持ちは君には分からないだろう”)

尿瓶ぶっかけ攻撃

屋根の上での格闘
瓦攻撃
母娘愛が感じられるような共闘
逃げ腰だった母親の勇敢な攻撃
母親をファイト一発救おうとする娘

ここにきて通報を躊躇する母親
火事場の馬鹿力 窮鼠猫を噛む だけど、魂の傾向性は急には変えられないもの

定番あるある
一件落着…かと思いきや…!のしつこさ
母親への電話コード首締め攻撃

フォーク攻撃
壁の中の男からの臆病ながらのサポートnice!
気絶した不良少女を不気味な指でつんつんしてそっと起こし 武器としてフォークを差し出す
顎下にグサリ!

ただのフォークじゃなかった…
フォークに繋がったコードのスイッチを入れると…splash!頭部粉砕!血がぶっしゃー!!

母親は返り血で顔面血だらけ…不良少女はお口の中にsplash片が…



“7か月後”

大団円…?

ホームビデオ
テープカットならぬ足枷カット(←“捨てるか記念品にしてもいい”)の記録
母親:撮影者
義父
保護観察官
不良少女

カメラの故障…?
突然電源が切れる
どこも触ってないし…一晩中充電してたし…

→頼るべくは“ユージーン”!

なんか平和なラスト…?笑
不良少女も母親も義父も家庭調和しつつありそうな感じで…そこに保護観察官の存在もあって…さらには壁の中の男が 壁の中の男として共生してて…
複雑だけど 互いに他者への愛ある関係が築けてる感じがgood!







・霊現象による更生…?
・不良少女×オカルト保護観察官のナイスバディもの
・不良少女と秘密の部屋
・お役所仕事の役立たなさ
・人間の本質はその真なる心に穿ち入らねば分からない
(善人の皮を被った悪人(社会的には善人とされるようなカウンセラーが実は狂気の殺人犯であったり…)、悪人の皮を被せられた善人(実は正義感とか義理人情とか強い 熱いハートを持った不良少女/実は))
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