ブサ猫太郎

アナイアレイション -全滅領域-のブサ猫太郎のレビュー・感想・評価

2.1
特殊任務で死んだと思われた夫が帰ってきたものの危篤状態に。彼の身に何が起こっているのか。レナは政府が封鎖した禁足地へと調査に向かう。

覚悟して観ないとつまらな過ぎて眠くなる

観終わった直後の感想は「ようやく意味不明な映画が終わってくれた」。
ストーリーはシマーと呼ばれる謎のエリアを調査するというSFもの。そのエリアではどうやら様々なものが急速に変化している様子。人間も化け物になったり植物人間になったりと影響を受けている描写が。そんな不思議な世界観をかなり作りこんでいるので映像としては面白いところも。

ただ、SF要素に対する説明が一切ないのでずっと置いてけぼりを食らう。結局なにがしたかったのか分からず観ていて苦痛だった。

また、Netflixでホラー映画のジャンルで見つけた割には全く怖くないのも残念。上記した不思議な世界観を見せるために全体的な画面が明るく化け物が襲いかかってくるシーンもハッキリと見えていた。そのため怖さが全くなくホラー映画としてもどうかと思う。

そんな感じで個人的には駄作。けれども海外での評価は高いらしいので観てみたい人は意識高い系のSFだと理解してチャレンジしてください。