gcp

ゴッホ~最期の手紙~のgcpのレビュー・感想・評価

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)
3.5
ゴッホ風の映画だなんて、、と期待していなかったけれど開始すぐに ゴッホの絵が動いている!と無邪気に喜ぶ自分がいた しかも絵画の中で観たことがある人物が次々に登場していく 物語もミステリー風で掴みきれないゴッホの人物像に翻弄される でも最後にはそんな事件に対する野次馬精神が恥ずかしくなるくらい、芸術家として日の目を見ることがなかったゴッホの苦悩に胸を打たれた ちょうど途中までだけれどゴッホの手紙を読んだばかりだったのでテオとの関係性もよく解った ゴッホは芸術家としてただ真っ直ぐだった 売れなくても負けない情熱があった そんないのちの尊さ これからも口惜しさを拭えないまま絵画を観ることでしょう でもラスト 新たな芸術家たちが生み出してくれた動くゴッホを観てたしかに、新しい息吹を感じた それがとても良かった
gcp

gcp