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バッド・バディ! 私とカレの暗殺デートのroofbalconyのレビュー・感想・評価

3.2
脇役の映画でもなぜか気になる存在、アナ・ケンドリックの猫耳π/が拝める。「コンフェッション」以来の元CIA暗殺者にして「月に囚われた男」サム・ロックウェル。「ヘイトフル・エイト」を未見のため「パルプフィクション」で見て以来のティム・ロスに隔世の感。RZAがちょっとオイシイ悪役?で登場。
台詞でも言及しているがコミック原作映画のような作りのゆるさで楽しい。アクションシーンはカット割り多め。
マーサの「特殊な才能」はオープニングでさりげなく匂わされている。が故にフランシスがマーサを見初めるきっかけとして直接に関連付けてもよかったと思うが全くの偶然らしい。RZAも能力者だったし、ざらにいるという設定なのか。ここの掘り下げを自分が欲してしまったのは脚本のマックス・ランディスが同じく脚本を手がけた「クロニクル」の印象を引きずっているせいだろう。さらにランディス脚本の「エージェント・ウルトラ」とは世界観まで(CIAのMKウルトラ計画が下敷き)共有しているらしく、序盤で銃撃戦が行われる結婚式場にはあちらの主役カップル、マイクとフィービーを祝福するバナーがかけられている。よかったな!式場はメチャクチャにされたけど・・・。

舞台:ルイジアナ州ニューオーリンズ
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