「下ネタ度増、面白さ減。」
まさかの続編。バカバカしさや下ネタ度は更に増し、やりたい放題やってはいるが、どうにも前作程の衝撃と面白さは無かった。
多分、小慣れて来た感があるからかなぁ。前作で味を占めた分、スタンダードな変態さというか突き抜けが余り無かったように思う。前作は手探り状態ながらも未知のエネルギーに溢れてて観てるコッチも微笑ましかったが、今作は前作のノウハウで得たモノでどうだ？ くだらないだろ？ ってのが透けて見えるようで天邪鬼な自分に取ってはそれが鼻についたのかも。
2時間もある尺が長く感じるのもキツい。ギャグ映画にしてはテンポが悪く、冗長に感じる部分も多かった。こういうのは矢継ぎ早にカマしてカマして90分ぐらいで終わらせるのが理想。
キャラ的には楽しいのが多かったのが良いトコロ。柳樂優弥はシリアスな役しか見た事なかったので、なんかこういうギャグチックなキャラ演じてるのが新鮮。新キャラの女教師もエロかったが、もうちょっとサービスして欲しかった。あとムロツヨシは単純に気持ち悪いわ。顔だけでカシャカシャやってるの見る度に気持ち悪い。変態仙人演じる安田頚はブラをかぶったりして前作に引き続きご苦労様でした。
なんか普通に続編作れそうな終わり方なんだが、次回作作るならばもうちょっとテンポアップでサクサク変態を目指して欲しい。
