そのじつ

HK/変態仮面 アブノーマル・クライシスのそのじつのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

豪華キャスト。新井浩文、皆川猿時、そして柳楽優弥が追加されている。新井のピザ屋の店長よかった(^^)

大学生になった狂介と愛子。彼らを再び魔の手が襲う!

「変態だけど変態じゃないんだ!」「これはこれで」などの名言の数々が前作で生まれたが、続編でも聞いた1秒後にヘラっと笑ってしまうビミョーな名言の数々が。見終わったら忘れたけど。

様々な映画や漫画のパロディ、オマージュ、が豊富に散りばめられていて、オタクなら倍美味しい。

清水はヘンテコリンな世界観の清純派ヒロインに馴染んでいて可愛い。けどやはり、パンツオンオフシーンが物足りない…しょうがないけど。

今回も究極ヘンタイとして観客を圧倒してきた安田。
あんなに不条理な事を自信タップリに言い放つ不自然さを、全然不自然じゃなく感じさせる力技が今回も凄すぎる。

ムロももちろん嫌いじゃないけど、もはや福田作品に溶け込みすぎて何かを感じない…ゴメン。

柳楽優弥は好きな俳優かつ福田作品で主役をとったから、今回期待して見たが、いかんせん彼がはめ込まれてるセットがデカすぎて、やってる事がよく分からなかったのが残念。
ガリ勉役はそれなりだった。いじめっ子役のが合ってるのか。「ゆとりですがなにか」のマリブは大好き。

鈴木亮平褒めします↓
☆極端に戯画化された狂介の言動が空々しく映らない鈴木の演技とキャラがいい。身勝手な妄想をするアホな男子なのだが、可愛くて憎めない。
変態なのについ好感を持ってしまいそうな感じが鈴木自身のキャラクターと演出の妙だと思うが、実に上手くいっている。

☆原作では変身前もそれなりに強かった所を、映画では弱いキャラに変更して変身後とのギャップを出し成功しているが、この腰抜けキャラの鈴木がハマっている。

☆変身後のマッチョな声がカッコいい。「それは私のおいなりさんだ」と静かだが筋肉質に言い放つセリフが特にしびれる。変身前の甲高く裏返る声も好き。

☆変態歩きをする網タイツの脚と尻が美しい。

以上。(まだあるけど)ただの亮平ファン(ヘンタイ気味)でスミマセン。
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