このレビューはネタバレを含みます
めちゃナウシカってたなぁ…
これがさまざまな名作にエッセンスを与えたという古典の絶対的地盤!
物語の腰のはいった安定感に完全に身を委ねて見られた。
ヴィルヌーヴの語りの速度やら温度やらの適正な感じがすごい。
で、またその話はこびを後押しし、説得力のある絵を見せつけてくる俳優陣。
皇帝がウォーケン、教母がランプリングというパワーバランスを絵にしたような配役。
教母が放つウデのたつ手先としてレア・セドゥが顔を見せた瞬間の「ナイス!」感もすごい。
ウムウムなるほど!と得心しながら、サーガの「転」パートに爆進する第二章を観る快感に浸りっきり。
おもしろかったぁあ…