なみつ

だれかの木琴のなみつのレビュー・感想・評価

だれかの木琴(2016年製作の映画)
3.5
女怖い!!ってなりました。もし自分が男性だったら、もう一生3ミリカット男でええわ、っていうくらい女性不信になるレベル。ゴーンガールみたいな計算とか打算とかじゃなくて、性質というか、生まれながらの本能みたいなものがあるのでは?と思わされるところが怖かったです。

想像よりずっと、退屈せず観られました。この話は最後どこに向かうんだ、、、というちょっとした緊張感とともに

小夜子さんは、常盤貴子さんじゃないとだめだなーとおもいました。吉瀬美智子さんとか壇れいさんも綺麗で大好きだけど、あの何考えてるかわからない(たぶん自分でも)不気味な感じは常盤さんならではというか。あと服装がぜんぶおしゃれでした
ストーカーっていっても、このくらいならそのへんの人でもほんとにやりそうな範囲なのが反対にリアルで怖かったです。

あと普段の会話がけっこう自然で、そういうときの池松さんはほんとに良いなあとおもうし、だからこそ夫婦の謎会話がよけい異様に感じられました。「あの子はいつか巣立っていく可愛い雛鳥です」ていうセリフが強烈

そして、、、かんなちゃん正義!ほんとにかわいい!!!何が?すべてが!お母さんのフォローするのもすごく露骨で、フォローされてる側も気が付くような不器用さと素直さが眩しい。目がすっごいきらきらしてる。中学生の神秘。木村美言さん!!まだぜんぜん出演してないんだな、、、忘れないよう、メモしておこう
なみつ

なみつ