ゲーム「トゥーム・レイダー」の実写版にして、ララ・クラフトが冒険家になるまでを描いた作品。
初代(という表現が正しいかはわからない)アンジェリーナ・ジョリーと比較すると、ゲームのキャラ的にはアンジーの方が近いようには感じる。
内容では、日本人にとっては「何やと⁉︎」となるネタで、卑弥呼が呪術の女王で、家臣の反乱で生きたまま葬られた謎の島で行方不明になった父親を探しに行くというもの。卑弥呼がほぼ貞子や伽倻子のようなキャラにされている。
敵キャラのデコスケ:ウォルトン・ゴキンスが、なかなか良い味を出している。恐らく元はキレたキャラではなかったが、7年も単身赴任で島流しにあって娘とも会えず、精神崩壊したという感じ。ただただ帰りたいだけの動機が、世界を滅亡を左右する判断力もなくなっている。
アクションとしては、経験値が全く初期設定なため、「おいおい、それ、クリアするん?」ってくらいイージーモードなのが、物足りなく感じる。